中大規模木造
ツーバイフォー工法で建てる
中大規模木造施設
近年、都心では土地を最大限活用するため高層化の要望が高まっています。一方、法整備により木造耐火建築が可能になり、RC造・S造に代わる選択肢として、4階建以上の中大規模木造施設が増加しています。
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木造の中層化計画のメリット
①建物荷重の軽量化
基礎設計、地盤対応力の違いによりコスト軽減が可能です。
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②工期短縮
ツーバイフォー工法は床、壁、屋根をパネル化し、作業工程を簡素化することで工期短縮を実現。労務費を軽減し、コストダウンを図ることが可能です。
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5階建て特別養護老人ホーム
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③自由度の高いプランニング
RC造、S造では柱型が発生しますが、ツーバイフォー工法は壁構造のため柱型が発生せず、有効スペースを確保しやすいという特徴があります。
意匠デザイン
「トラス構造」を採用する
メリット
「トラス」を活用したツーバイフォー工法による大規模木造は、住宅用の規格製材・部資材で構成することが可能で、工期短縮によるコストメリットがあります。
木造の中層化計画のメリット
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①構成部材が軽量で下部構造に局部荷重負担を掛けない
- 小径断面で構成するトラス部材は軽量
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②輸送効率を含め生産性が良く製造工期、施工工期が短い
- トラス部材は荷重が分散し、規格設計するためシステム化が可能
- 大スパントラス部材は現場接合。容易に部材分割・搬入が可能
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③接合技術が進化し設計効率が良い
- ネイルプレートにより長期クリープに強く、耐久性を長期に維持
- ネイルプレートは肉厚が薄いため、要求強度に応じた「合わせトラス対応」が可能
中規模木造事業の補助金
中大規模木造事業には、以下の国庫補助金制度が用意されています。
国土交通省管轄
補助事業1
補助事業2
林野庁管轄
補助事業3
補助事業4
JAS構造材活用宣言事業
窓口:(一社)全国木材組合連合会 JAS構造材利用拡大事業事務局
- 工務店等木材の実需者や発注者における、格付実績が低位なJAS構造材を積極的に活用する機運を高めるため、「JAS構造材活用拡大宣言」を行う木材産業や建築業等の事業者の拡大を図ります。
経済産業省管轄
補助事業5
事業再構築補助金
- 本事業は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、当面の需要や売上の回復が期待し難 い中、ウィズコロナ・ ポストコロナの時代の経済社会の変化に対応するために新分野展開、業態 転換、事業・業種転換、事業再編又は これらの取組を通じた規模の拡大等、思い切った事業再構 築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援することで、 日本経済の構造転換を促すことを目的とします。
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補助対象要件 下記①、②の両方を満たすこと。
①2020年4月以降の連続する6か月間のうち、任意の3か月の合計売上高が、コロナ以前(2019年又は2020年1月~3月)の同3か月の合計売上高と比較して10%以上減少していること等。
②経済産業省が示す「事業再構築指針
(https://www.meti.go.jp/covid19/jigyo_saikoutiku/index.html)」に沿った3~5年の事業計画書を認定経営革新等支援機関等と共同で策定すること。
【お問合せ先】
応募に関する不明点は、事業再構築補助金事務局コールセンター又はサポートセンターまで お問合せください。問い合わせが集中した場合、回答に時間を要する可能性がございますの で、ご了承ください。
<事業再構築補助金事務局コールセンター>
受付時間:9:00~18:00(日・祝日を除く)
電話番号:<ナビダイヤル>0570-012-088
<IP電話用>03-4216-4080
<電子申請の操作方法に関するサポートセンター>
受付時間:9:00~18:00(土・日・祝日を除く)
電話番号:050-8881-6942