環境に優しく、ローコスト
木造平屋倉庫
『スマート倉庫®』
『スマート倉庫』は、地球環境にやさしい木材(一般流通規格製材である枠組壁工法用製材)を使用した木造軸組工法の平屋簡易型倉庫です。従来、荷捌場をはじめとする製品の一時仮置場や外部作業場などに利用される簡易型倉庫は、主に鉄骨テント倉庫が主流でしたが、大雪や台風など天候に合わせたテント地の取り外しや一般的に10年ごとに必要な張替作業が負担になっていました。『スマート倉庫』は、従来の倉庫にはない強度とメンテナンス性を有している点が高く評価され、2018年度にグッドデザイン賞、2019年度にウッドデザイン賞 林野著庁長官賞を受賞しています。
『スマート倉庫』の特徴
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軽量
従来の枠組壁工法による木造倉庫に比べて、重量は約1/4(5.98kN/㎡⇒1.37kN/㎡)
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短工期
工期は従来の枠組壁工法による木造倉庫に比べて、約1/6(約17週間⇒約3週間)
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ローコスト
従来の枠組壁工法による木造倉庫に比べて、建設にかかる価格は約 1/2(約27万円/坪⇒約 15 万円/坪~)。台風や大雪などの天候の変化に合わせた外装材の取りはずしや一般的に 10 年ごとに必要な張替え作業も不要で、ランニングコストも抑えることができます。
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耐震等級3の強度
大空間と広い見通しを実現するため、屋根にはメタルプレートコネクターで接合した、軽量で変形しにくい「コネック トラス」、壁には新たに開発したターンバックルブレースを用いた「高強度ブレース壁」を採用し、耐震等級3を満たしています。
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自然に優しい木材を使用
熱を伝えにくい木造であることに加え、安価で長尺施工が可能なガルバリウム鋼板断熱パネルを屋根と外壁に採用することにより、夏場の直射日光による作業効率の低下を防ぎます。